2005年02月24日

「ウォール街のランダム・ウォーカー」


ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
バートン マルキール Burton G. Malkiel 井手 正介

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流 個人投資家の卵―入門書を読む前に読む本 ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け ウェルス・マネジメント―FPのための資産最適運用の実践ガイド

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1973年初版の本を何度も改版し、その度に内容を追加修正して書かれた本で、これは2004年4月に出版されたものです。それだけ名著ということなのでしょう。
ただページ数が467ページもあり、久々に読むのに何日もかかりました。
結局のところ、プロの投資家がファンダメンタル分析やテクニカル分析をしたところで、ダーツで投げて当たったランダムな銘柄を持ち続けるのと変わらない、という大胆な主張がなされています。
もともとチャート信仰を胡散臭く思っていたので、チャーティストの理論を全く意味がないとこきおろすところなど、痛快な気持ちで読めました。
投資信託も基本的には市場平均を上回るものではない(手数料もかかるし)と思っていたので、投資信託がなぜダメかというところも、ふむふむという感じでした(でも、さわかみファンドは良いと思うので買ってます)。
ということで、この本の著者はインデックス・ファンドを長期的に持つことを勧めています。あとは、どうしても個別株の売買がやりたければバリュー株(相対的に割安な株を見つけられれば)、面倒な人は良い投資信託ということのようです。
このような結論なので、分厚い本を読んだ割には、実際に役立つ情報がたくさんあるというタイプのものではありませんでした。元々同じような考え方だったので、驚きも少なかったし。最終的な結論がそんなに面白くないのでしょうがないですね。
でも、それぞれの考え方のおかしいところが丁寧に説明されていて、良質な本だと思います。この手の本って日本にはあまりないような気がします。一般の人々が株式投資に関心が高いアメリカならでは、というか。
影響を受けた点としては、私は個別株を調べて買うのが好きなのですが、インデックスファンド(またはETF)をドルコスト法で買ってみるか、という気になったってことですね。

ちなみに、今まで読んだ株/お金関係の本で良かった/面白かったものは、こんな本です。
「投資戦略の発想法」(木村剛著)
「ピーター・リンチの株で勝つ」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド著)
「下がり続ける時代の不動産の鉄則」(幸田昌則著)
「ライアーズ・ポーカー」(マイケル・ルイス著)
posted by かばここ at 18:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 本(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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