2005年03月22日

「旧暦はくらしの羅針盤」(小林弦彦著)

繊維業界で働いてきた著者が、タイで旧暦に出会い、それが今も毎年の天候予測に役立つということを解説している本です。
旧暦は太陰太陽暦で、月の動きに合わせて1ヶ月約29.5日で、12ヶ月で約354日となります。もちろんこれでは実際の1年の長さとは合わなくなるので、19年に7回閏月が入ります。閏月が入った年は1年が13ヶ月になります。
この人の説によると、この旧暦で考えた方が実際の季節に合うということなのです。閏月の入り方によって、その年の気候が分かるということで。例えば、2001年には「閏四月」が入ったわけですが、そうなるとその年は夏が長くなります(旧暦の4月は夏なので)。毎年のように異常気象だと言われていますが、旧暦で考えると実際の天候に合うそうです(20、21世紀の温暖化までも!)。確かに毎年、梅雨の時期や夏の長さは変わりますもんね。そのことに法則があってもおかしくない。
うーむ。。なんてことでしょう! こんな人類の叡智を捨ててしまっていたのですね。もともと中国とユダヤで同じような暦が作られたそうです(お互いに交流がなかったのに)。やっぱり、太陰太陽暦には意味がありそうですね。日本の旧暦は、それを日本向けに改良したものだそうです。
この著者は、業界紙の元旦号にその年の天候予測を発表していて、20年間で7割以上の的中率だそうです。
本を読んだら、旧暦のカレンダーも欲しくなりました。
閏月の入るルールというのが本には書いてないのですが、本当はそこがポイントですよね。どうやって決めるんだろう? その疑問だけは未解決です。


posted by かばここ at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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