2005年06月09日

「伸ばす社長 つぶす社長」(安田佳生著)

4763196057採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長
安田 佳生

採用の超プロが教えるできる人できない人 採用の超プロが教える仕事の選び方 人生の選び方 売上2億円の会社を10億円にする方法 業績アップの「設計図」、教えます。 先見力と決断力 社長業の極意 成長するものだけが生き残る

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ビジネス書、あんまり読まないし、納得できるものが少ないような気がするけど、この本はよかった。
2つの会社に勤めたけど、1つは「つぶす社長」の方に当てはまることがたくさん…。いろいろ学ぶことも多かったけど、やはり辞めざるを得なかったと思えてきた。

そうそう!そうだよね、と納得したところを目次から拾うと...
- 会社の人材レベルを決める「社長の人材観」
- 元営業マン社長の弱点
- 人材は育たない
- インプットだけでは人は成長しない
- 伸びるのは変化を恐れない会社

でもこの本に書かれている「伸ばす社長」なんて、ほんとに数少ないんだろうなと思う。そうじゃなくてもうまくいってる会社もあるんだろうけど。

ところで、実際の社長さんってこういう本を読んだりするのかな。
今の私にはあんまり関係ない本だったけど、面白かった。せめて株の投資で生かさせていただきます。
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2005年05月06日

「あれも嫌い これも好き」(佐野洋子著)


あれも嫌いこれも好き
佐野 洋子

私はそうは思わない 友だちは無駄である わたしいる 猫ばっか がんばりません

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佐野洋子さんのエッセイ、めちゃくちゃ好きです。
この人を知ったのは、有名な絵本「100万回生きたねこ」。これは名作です。何度読んでも泣けます。今も久しぶりに読んで泣いてきました。
この人のエッセイは、読んでないのを見つけては読んでます。エッセイが好きということは、つまりこの人のことが好きなんだと思います。甘っちょろいことや偽善的なことが嫌いで「けっ」と思いながら生きてる感じ(これは私の勝手な解釈)に共感するのかも。客観的なものの見方がいいんですよね。感動するポイントも似てる気がする。この人の友達との付き合い方も好きで、でもこれは真似できない。すごいと思う。ほんとにいいなーこの人。こんな風に年をとっていきたいと思える人です。
てな感じで、どのエッセイを読んでも、内容よりも、いいなーと思うだけのような気もしてます。本の感想になってなくてすみません。
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2005年04月30日

「トラッカー」(トム・ブラウン・ジュニア著)


トラッカー―インディアンの聖なるサバイバル術
ジュニア,トム ブラウン Tom,Jr. Brawn 斉藤 宗美

グランドファーザー ハンテッド〜足跡鑑定のプロフェッショナル トム・ブラウンの事件ファイル Tom Brown's Field Guide to Wilderness Survival (Survival School Handbooks / Tom Brown, Jr) Tom Brown's Field Guide to Nature Observation and Tracking (Tom Brown's Field Guides) 俺の心は大地とひとつだ―インディアンが語るナチュラル・ウィズダム〈2〉

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著者は7歳のときから10年間、親友の祖父であるアパッチ族の古老ストーキング・ウルフより森で生きる知恵を学び、動物の足跡を追跡したり、自分の足音や気配を消して動物に近付いたりする技術を身に付ける。その後10年間アメリカ国内を放浪してから、行方不明者の捜索で名を知られるようになった。彼の子どものときからの体験を綴ったのが本書。
インディアン(ネイティブ・アメリカン)好きの私にはたまらない話で、長い物語だったが面白かった。
カスタネダの本はオカルティックで面白いが、こちらはそういうオカルトっぽさをなくしたような本である。神業に思えるようなことも、このような訓練を積めば可能なんだと思える。動物や人の足跡を追跡するなんてどうやって?と想像することさえ難しいが、少年の頃からこのように森で生活していれば、それくらいの境地へは達するだろうと納得できる。それらのさまざまな経験と共にであれば、精霊や前兆の話がでてきても何の不思議もなく、自然に感じる。
私が今からそんな体験をするのは無理だが、こういう世界のお話を読めるのはワクワクするし、ほっとするし、とてもうれしい。
良い話だった。最後の章で知的障害の男性を捜索する話には、ほろり(涙)。
それにしても、ネイティブ・アメリカンの賢者の最後の教えを本にして世の中に広めるのは、なぜか欧米人のようだ。カスタネダもしかり(ほんとはペルー人だけど)。
やはり、純粋なネイティブアメリカンの場合は何も疑問に思わず言葉にできず、逆に異文化で育った人が体験して初めて書き記せるものなのだろうか。
他にも多くあるであろう豊かな知恵の伝承が内部では文書化されず途切れてしまっていることは残念である。
この著者の他の本も読んでみたいと思う。(でも読みたい本のリストには600冊もの本が並んでいる。読めるのはいつになるやら。)
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2005年04月18日

「奇跡」(岡本敏子著)


奇跡
岡本 敏子

恋愛芸術家 いま、生きる力 岡本太郎に乾杯 太郎さんとカラス 岡本太郎の本〈5〉宇宙を翔ぶ眼

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5年ほど前から岡本太郎のファンになった。「今日の芸術」を読んだのがきっかけだったような気がする。そう言えば太陽の塔が大好きで、車で通学してるときに途中に見えるのが嬉しくていつも見ていた。ファンになってからは青山と川崎の岡本太郎記念館にも行った。
そして岡本太郎もすごいが、敏子さんという人もずっと気になっていた。最近の敏子さんの喋り方を見ていると岡本太郎がのりうつってるかのようだし、「岡本太郎は死んでも、そこにもここにもいるのよ」というような発言にびっくりした。最愛の人を失ってもそんなふうな形で愛し続けられるものかと。
その鍵はこの本にあるのではないかと思い、読んでみた。この小説は、敏子さんが77歳にして初めて書いた小説である。
これはもう完全に岡本太郎と敏子さんの物語である。細かな設定などは変えられているけれど、羽田健介のセリフは太郎の言葉に聞こえてくる。それで内容は結構えろえろなのである。そういう小説とは思っていなかったので、きゃぁ、きゃぁって感じで読み進んだ。(でもいやらしくないっていうか、正しいえろっていうか、そんなんです。よくわかんないけど。)
主人公の笙子を愛する健介(=太郎)の描写では、太郎の別の(一般的に知られていない)一面が明らかになって、彼の男らしさ、優しさ、繊細さ、大胆さが分かって興味深いが、私としては笙子(=敏子さん)の描写の方に感動した。敏子さんのエッセイ「恋愛芸術家」でも敏子さんの恋愛観に「ははーっ、参りました」と思ったが、笙子はそれを小説で表したような人である。小説の中で彼女はモテモテで何人もの男から言い寄られ、こんなのありー?とも思うが、生きていく中で起こる様々なことについての彼女の考え方、男の人の受け入れ方などは、さり気ないが、やはりすごいと思う。大らかで寛容で優しくて強くて。本当の女らしさはこういうことよ、と敏子さんは書きたかったんだと思う。
本を読んだ後、自分のこれまでを振り返り、ラブリー体験なさすぎで、大事なことを忘れたまま来てしまったような悲しい気持ちになっちゃうくらいでした。

ところで、だいぶ前ですが青山の岡本太郎記念館に行って絵を見ていたら、敏子さんが現れ声をかけてくださり感激でした。
それから敏子さんの若い頃の写真を見たことあったけど、とってもおきれいで、小説の中の笙子のイメージでした。
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2005年04月08日

「昔の女性はできていた」(三砂ちづる著)


昔の女性はできていた―忘れられている女性の身体に“在る”力
三砂 ちづる

女は毎月生まれかわる―からだと心が元気になる「月経血コントロール」ゆる体操 オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す パワー・オブ・タッチ わたしにふれてください 高岡英夫のDVDでゆる体操

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昔の女性は何ができていたかというと、なんと「月経血コントロール」。出血をためておいてトイレでまとめて出すというのです。驚愕の事実。しかもたった3世代ほど前、今90代の女性でできていた人もいるのです。
ああ、ほんとに何と言うか、びっくりしました。
確かに、そう聞いたら「できるかもしれない」とは思うのですが、そんなこと想像したこともありませんでした。
昔の人は着物を着ているときに下着をつけてなかったのにどうしてたんだろう?という疑問も解けました。
骨盤底筋をきたえて体のセンターを意識するというやり方で、訓練すれば今の人もできるようになるそうです。その「大和撫子のからだづくり」という講座を受けた4人の女性の体験談も載っています。
整体をやっていると体の内側も意識できるようになると聞き、なるほどなぁとは思ってましたが、これも同じことかも。
読んだ直後は、この講座受けてみたい!東京まで通ってもいい!とまで一瞬思ってしまいましたが、まずはそのやり方が載っている「女は毎月生まれかわる」を読んでみたいと思います。でも本屋さんにないので、図書館で予約中。ネットですぐに買うべきか?
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2005年04月02日

「毎日かあさん2 お入学編」(西原理恵子著)

「毎日かあさん カニ母編」に続き、発売後すぐに買っちゃった。
新聞も毎日新聞をとっているので毎週読んでるんだけど、まとめて読むと、またいいですねー。微妙に内容を覚えてなかったものや、細部に驚きがあったりします(主治医として登場してるのが高須さんだったとか、気付いてなかった)。連載されてたもの以外も入ってるし、こういうサービス精神は、さすが西原さんらしいですね。アシスタント愛ちゃんのおかげで、絶妙なカラーになってるのもうれしいです。「お好きにイキにぬっとくれ」ってやってるのかなー。
ほろりと泣けるいい話を散りばめているところは、もはや「ずるいなぁ、うまいなぁ」と思ってしまいます。でもそれをしっかり狙ってやってるところも好きです。
2人の娘がいる妹が「育児が大変、大変、大変」と大騒ぎしていたときに、「毎日かあさん カニ母編」をプレゼントしてみました。育児経験のない私だけど、「おもろいから楽しんでみたらどぉ?」という気持ちで。面白く読んでくれたみたいだけど、どうだったかな。


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2005年03月22日

「旧暦はくらしの羅針盤」(小林弦彦著)

繊維業界で働いてきた著者が、タイで旧暦に出会い、それが今も毎年の天候予測に役立つということを解説している本です。
旧暦は太陰太陽暦で、月の動きに合わせて1ヶ月約29.5日で、12ヶ月で約354日となります。もちろんこれでは実際の1年の長さとは合わなくなるので、19年に7回閏月が入ります。閏月が入った年は1年が13ヶ月になります。
この人の説によると、この旧暦で考えた方が実際の季節に合うということなのです。閏月の入り方によって、その年の気候が分かるということで。例えば、2001年には「閏四月」が入ったわけですが、そうなるとその年は夏が長くなります(旧暦の4月は夏なので)。毎年のように異常気象だと言われていますが、旧暦で考えると実際の天候に合うそうです(20、21世紀の温暖化までも!)。確かに毎年、梅雨の時期や夏の長さは変わりますもんね。そのことに法則があってもおかしくない。
うーむ。。なんてことでしょう! こんな人類の叡智を捨ててしまっていたのですね。もともと中国とユダヤで同じような暦が作られたそうです(お互いに交流がなかったのに)。やっぱり、太陰太陽暦には意味がありそうですね。日本の旧暦は、それを日本向けに改良したものだそうです。
この著者は、業界紙の元旦号にその年の天候予測を発表していて、20年間で7割以上の的中率だそうです。
本を読んだら、旧暦のカレンダーも欲しくなりました。
閏月の入るルールというのが本には書いてないのですが、本当はそこがポイントですよね。どうやって決めるんだろう? その疑問だけは未解決です。


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2005年03月16日

「チェブラーシカ配給日記」(吉田久美子著)

チェブ好きの友人から借りちゃった。うれしい。
チェブラーシカは、元吉本興業の社員だった人がチェブのために会社を辞めて買った、ということだけは何となく知っていたのだが、いやぁ、大変な経緯がたくさんあって、それを乗り越えて、チェブちゃんを日本で公開できるようにしていただいたとは全然知りませんでした。
吉田久美子さん、名前の平凡さ(失礼!)とは裏腹に、めちゃパワフルで面白いお方です。
これは、女の人ならではのビジネスのやり方という意味でも参考になるんじゃないかなぁ。
とにかく、チェブラーシカへのとてつもない愛だけを軸に行動している人です。儲かるという匂いがすると寄ってくるさまざまな会社やおじさんたちに、激しく抵抗し続け、チェブを守ろうとする姿には惚れ惚れしてしまいます。
確かに、グッズが買いやすくなったりするのは嬉しいけど、ただのキャラクターブームになったら、終わるのも早い。そういう流れ(常識的な商売のやり方)ではないところで愛を持ってやっていく、っていう考え方に賛成!です。 ものを作るときには愛が必要だと強く思うです。
チェブカフェには行ってみたかったなぁ。チェブカフェ日記のゆるーい雰囲気も大好きです。カレーの味が毎日違うのも素敵! 何でも合理的、便利になればいいってもんぢゃないよ、ほんと!(誰に怒ってんだか)
私も関西人だけど、こういうコテコテな人になりたかったと思うこともしばしば。なぜか私は標準語が上手すぎて関西人だとは全然ばれなかったりします。つまんないなぁ。

それはともかく、チェブラーシカの映画をもう一度見たくなったので、DVDを早速注文してしまいました。楽しみ。



「チェブラーシ配給日記」は、ここでしか買えないようです。
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2005年03月15日

「お母さんという女」(益田ミリ著)

本屋さんでぺらぺらめくって、面白そうだったので買ってみた。
大阪にいる“おかん”の話が、文章と漫画がセットになって語られる。
「分かる分かる、大阪のおばちゃんってこんな感じ〜」と笑って読める。うちの実家も関西なので、似たような雰囲気はある。この本には「おばちゃんの謎」が散りばめられている。これって関西のおばちゃんだけなのか、全国的になのかは分からないのだが、けっこう共感できる人も多いのでは。
でもうちと違うのは、親へ接するときのやさしさ。益田ミリさん、お母さんにとーっても優しい。しょっちゅう帰省するし、ちゃんと話を聞いてあげるし、いっしょに旅行まで行くし。私も見習いたいと思うけど、なんか話をするのも30分くらいが限界かも。3日も実家にいると、逃げ出したくって仕方なくなる。就職したとき一人暮らしを始めたけど、家出みたいなもんだったしなぁ。まぁ、相性とかいろいろあるんだろうけど、この人はえらいな。仲良くってうらやましいかも。
後半には、ほろり、いい話だなぁ、というのも多くなる。この人のお母さんはいい人ですよ。かわいいし、やさしいし、いいキャラだし。やっぱりうちのおかんとは違う。こういう人ってずっといてほしいものです。
あっという間に読める、なかなか面白い本でした。


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2005年03月14日

「Googleの謎 アフィリエイト編」

いつもお世話になっているGoogleで、どんな仕組みで検索結果が表示されるのだろう?と思い、読んでみました。
「アフィリエイト編」とありますが、アフィリエイトに関する記述は全体の1/3くらいで、最初の部分は、最適化(Googleの検索結果で上位に表示される方法)とGoogleフリー検索機能について説明されています。
検索エンジンの仕組みについては、なるほど、と思う点が多かったです。リンクの数が重要視されているということで、ブログは内部リンクや外部リンクが多いために検索結果の上位になりやすい、など。確かにこんなブログでも、あるキーワードでは検索結果の上位に表示されるようで、ええんかいな?と思ったりしてます。本家のページより上にブログが表示されることもあるようですね。今やっているサイトについては修正した方がよい箇所がいくつもでてきて、ためになりました。
Googleフリー検索については、自分は使用していないのですが、他のページを見るときなどに参考になります。
アフィリエイトについては、特に目新しい情報はなかったですが、これから始める人にとっては、情報が分かりやすくまとまっていて良いのではないかと思います。
全体的に図や画面が多くて分かりやすく、必要な情報は網羅されている感じで、良い本だと思いました。


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2005年02月28日

「図解生命保険のカラクリがわかる本」


新版 図解 生命保険のカラクリがわかる本―行列ができる“保険相談室”本日開設!
中村 芳子

生命保険の知識 あなたの生命保険見直し術―やめる保険のこす保険はいる保険 オグリさんちょっと聞いてもいいですか?生命保険編―生命保険に入る人、勧める人、両者必読! 掛けムダのない生命保険と年金の入り方・見直し方 図解 生命保険料は半額になる!―家計の見直しマル得ガイド

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10年くらい前に勧められた生命保険に入ったっきりで、あぁ見直さなきゃと思いながらそのままにしていた。解約するぞ!と思っているので、念のため生命保険に関する本を読んでみた。
各保険についての解説、セールストークの裏の意味、さまざまなケースでのおすすめプランが載っていて、これ1冊でよく分かるわ〜という感じの本であった。
で、自分がいかに無駄な保険に入り続けていたか分かった。私には終身保険なんていらないし。私は掛け捨ての方が好きだし。医療保険だけ別の共済かなにかに入ろうと思う。
でも簡単に解約できるのかなぁ。不安だわー。連絡先のところに「月曜日は混む場合があります」って書いてあるから、今日はやめとこ。てな感じで電話する勇気がなかなかないけど、今週中には何とかしよう(ちょっと弱気)。
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2005年02月24日

「ウォール街のランダム・ウォーカー」


ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
バートン マルキール Burton G. Malkiel 井手 正介

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流 個人投資家の卵―入門書を読む前に読む本 ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け ウェルス・マネジメント―FPのための資産最適運用の実践ガイド

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1973年初版の本を何度も改版し、その度に内容を追加修正して書かれた本で、これは2004年4月に出版されたものです。それだけ名著ということなのでしょう。
ただページ数が467ページもあり、久々に読むのに何日もかかりました。
結局のところ、プロの投資家がファンダメンタル分析やテクニカル分析をしたところで、ダーツで投げて当たったランダムな銘柄を持ち続けるのと変わらない、という大胆な主張がなされています。
もともとチャート信仰を胡散臭く思っていたので、チャーティストの理論を全く意味がないとこきおろすところなど、痛快な気持ちで読めました。
投資信託も基本的には市場平均を上回るものではない(手数料もかかるし)と思っていたので、投資信託がなぜダメかというところも、ふむふむという感じでした(でも、さわかみファンドは良いと思うので買ってます)。
ということで、この本の著者はインデックス・ファンドを長期的に持つことを勧めています。あとは、どうしても個別株の売買がやりたければバリュー株(相対的に割安な株を見つけられれば)、面倒な人は良い投資信託ということのようです。
このような結論なので、分厚い本を読んだ割には、実際に役立つ情報がたくさんあるというタイプのものではありませんでした。元々同じような考え方だったので、驚きも少なかったし。最終的な結論がそんなに面白くないのでしょうがないですね。
でも、それぞれの考え方のおかしいところが丁寧に説明されていて、良質な本だと思います。この手の本って日本にはあまりないような気がします。一般の人々が株式投資に関心が高いアメリカならでは、というか。
影響を受けた点としては、私は個別株を調べて買うのが好きなのですが、インデックスファンド(またはETF)をドルコスト法で買ってみるか、という気になったってことですね。

ちなみに、今まで読んだ株/お金関係の本で良かった/面白かったものは、こんな本です。
「投資戦略の発想法」(木村剛著)
「ピーター・リンチの株で勝つ」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド著)
「下がり続ける時代の不動産の鉄則」(幸田昌則著)
「ライアーズ・ポーカー」(マイケル・ルイス著)
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2005年02月13日

「大原照子のシンプルライフ術ー少ないモノで気持ちよく暮らす」


大原照子のシンプルライフ術―少ないモノで気持ちよく暮らす
大原 照子

少ないモノでゆたかに暮らす―ゆったりシンプルライフのすすめ おもいっきり手抜き料理―らくして、おいしく、ここまでできる 20分でできる一皿メニュー 1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます 英国式スローライフのすすめ―簡素でゆたかな暮らし方

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前作の「少ないモノでゆたかに暮らす」では、著者の考え方とあまりにモノの少ない写真に衝撃を受けた。シンプルライフ関係の本を読みあさっていたことがあるが、モノの少なさではこの人がいちばんだと思う。死ぬ前には、この人みたいな暮らしがしたいなぁ。憧れ。
この本では部屋全体の写真は少ないけど、十分満足だった(満足するために読んでるのか?)。この人って、貧乏くさくないのがいい(実際にとてもお嬢様だと思うが)。全くケチなところはなく、お金を使うところには使う。持つものは、厳選されたよいものだけ。
こころや生活が豊かなのが文章から溢れ出ている感じ。他の本にありがちな説教臭さは全くなく、素直に読めます。
私は以前に比べれば無駄なモノは持たなくなったと思うけど、まだまだ。でもシンプルライフを目指していこうと思ってます。
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2005年02月12日

「もうおうちへかえりましょう」(穂村弘)


もうおうちへかえりましょう
穂村 弘

世界音痴 回転ドアは、順番に ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi 求愛瞳孔反射 短歌という爆弾―今すぐ歌人になりたいあなたのために

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面白いエッセイとして新聞に載っていて興味が湧き、読んでみた。40歳過ぎで、歌人だが、サラリーマンもやっているよう。
どんな人か分からず読んでみたが、エッセイとしてとても面白かった。人とのコミュニケーションが苦手な著者の、日常のさまざまな事柄に対する独特な考え方がおもしろい。ものすごく共感できる!という感じではないのだが、こういう繊細な感性の持ち主で不器用な人は好きです。
そして、やはり文章がとても上手いと思う。歌人だから言葉の選び方にこだわりがあるのでしょう。でもそれだけじゃなくて、それぞれのエッセイが時々ふふっと笑ってしまうような感じで、うまくまとまっている。
他の作品も読んでみようという気になりました。
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2005年02月08日

「SEO・アフィリエイト・RSS・ワンクリックアンケート・XOOPSで集客力収益力リピート力がアップするウェブサイトを創る」


SEO・アフィリエイト・RSS・ワンクリックアンケート・XOOPSで集客力・収益力・リピート力がアップするウェブサイトを創る―ウェブサイトが生まれ変わる注目のテクニックを紹介
佐久嶋 ひろみ

XOOPS入門 ―― ひとが集まるWebをつくる。 入門RSS―Webにおける効率のよい情報収集/発信 XOOPSでつくる!最強のコミュニティサイト XOOPSコミュニティサイト構築ガイド オープンソース徹底活用 osCommerceによるオンラインショップ構築テクニック

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4年ほど前にウェブ制作をヒューマンアカデミーの講座に通って勉強し、その最後に作品発表ということで、ホームページを作成していた。しかし、仕事で忙しくしているうちに飽きてしまい、2年以上更新もしないで放置していた。
最近ブログを始めたのをきっかけに、ようやく更新しようという気になり、簡単な更新をした。が、今度は、やるからには人に来てもらえるものにしようと、内容を増やし、デザインを一新しようと考えるようになった。
が、最近の傾向を見てると、4年くらい前に勉強したときの状況とはすっかり様変わりしている。スタイルシートくらいまでしか分からない。SEOって何?、RSSリーダーって何?という感じである。
というわけで、この本を読んでみた。今まで読んだ本は、「こんな私でもブログを始めちゃった。アフィリエイトもやってみた。」みたいな、初心者が体験していく過程を読ませるというものが多かったが、この本はちゃんとした専門家、プロが書いている。最近のウェブの世界の動向がよく分かった。最初のSEO、アフィリエイトの部分は、なるほど、そういう仕組みだったか、という感じで勉強になった。RSSについても疑問点が解けた。ワンクリックアンケート、XOOPSについては、自分では使用しないものの、そういうサイトは見たことがあり、そのからくりが見えたように思う。この分野は今後伸びていくのだろう。
とりあえず、今後のサイトのデザイン変更でフレ―ム化を考えていたが、やめることにする。フレームが流行っていたのは、4年前のことだったのだ。検索に引っかかるためには、それじゃいけないことが分かった。キーワードの使い方についても分かったので、サイトの変更のときに参考にしちゃおう。
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2005年02月01日

「聖地の想像力」(植島啓司著)


聖地の想像力―なぜ人は聖地をめざすのか
植島 啓司

天使のささやき―宗教・陶酔・不思議の研究 快楽は悪か 四国遍路 はじめてのインド哲学 日本人の歴史意識―「世間」という視角から

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何となく本屋で見つけてぱらぱらページをめくってみて、買ってしまった。
聖地と呼ばれる場所に行ったこともあるが、そのような場所は宗教が変わってもずっと聖地であり続けたりする。そういう場所は、他の場所とは何が違うのだろう?と思っていた。
この本では聖地の定義がされているが、特に以下の定義に、なるほどと納得した。
・聖地はわずか一センチたりとも場所を移動しない。
・聖地はきわめてシンプルな石組みをメルクマールとする。
石と聞いてオーストラリアのエアーズロックを思い浮かべたが、聖地として有名なエルサレムのゴルゴタの丘は巨大な石切り場、嘆きの壁は大きな石の壁であり、パルテノン神殿も大きな岩の上に建っているそうである。メッカでは黒曜石を中心に巡礼者が回る。また出雲大社でも中央の柱の下には隕石が埋められているらしい。ということは、聖地であることは石と関係していることが条件なのか。それで聖地は移動しないのかと、驚きであった。
ちなみに、今まで神聖さを感じたことのある場所を思い出すと、屋久島、大神神社(というか山)、石上神宮、伊勢神宮、猿田彦神社、諏訪大社、厳島神社、沖縄離島、ペルーのマチュピチュ、バリのウブド周辺……あたりだろうか。霊感はない方なのだが、ふっと神様がいるように感じたりする。これからは石、岩にも注目したいと思う。
この本はとても興味深かったのだが、似たような内容の本や発展させた内容のものは少ない。聖地や神聖さついて客観的に学術的に調査/研究するのは難しいのだろう。すぐに「トンデモ本」の領域になりがちなのが残念である。
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2005年01月31日

「ハワイッサー」(水野スミレ著)


ハワイッサー
水野 スミレ

文学的商品学 対岸の彼女 人生を成功に導く星の教え セックスボランティア ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門

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主人公は35歳の専業主婦コトブキ。夫は12歳年上の大学助教授、浮気、育児PTA活動などの一日の行動から生じる感情の揺れ動きにより、一人の女の貪欲な人生観を描く。
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「専業主婦小説」という、聞いたことのないジャンルに興味を持ち、読んでみました。
コトブキの1日が本1冊分になっているのですが、彼女の日常生活、考え方などがうまーく描かれています。
日常のすべてのことに情熱を傾け「幸せ」を求める、バイタリティあふれる彼女と私にはあまり共通点がなく、共感はできないのですが、日常の細かな判断(無駄な時間をなくそうとか)、感情がとってもリアルで、おかしかったです。
また、主婦として、1日に処理する家事などの量がこんなにも多いかと、軽くショックを受けました。小説だからたくさん盛り込んでいるとは分かっているのですが、これくらいこなす人っているよなぁ、と思い。
2人の男の人と浮気もしていて、最初はイヤな感じなのですが、それも悪気は全く無いことが分かってきます。自分を必要としてくれているという充実感を求めているようです。最後の方は、夫を深く愛している描写もあり、ちょっと驚きます。夫からは十分な愛をもらっていないことを悲しみながらも、「これでよし。私は幸せ」と明るく信じている(信じ込もうとしている)ところが、けなげですらあります。
結局、このコトブキさんは、一番大切な夫から愛されていないこと、それを他の人々との関係で埋め合わせしていることにちゃーんと気付いているのでしょう。「今の生活に満足!幸せ!」と思い込もうとしているのだと思います。小説はこの1日で終わりですが、その先は、この生活のまま続かないような気がします。夫と向き合って衝突する時期が来るんじゃないかと期待してしまいます。今のままだと片想いのまま結婚して、我慢したまま、一生懸命「幸せ」を感じようとしている、かわいそうな人に思えます。本当の幸せを求めてほしいものです。
主人公は明るくふるまっているのに、読んでいて悲しい気持ちになった、変な読後感の小説でした。
著者の次の小説を読んでみたい気がします。
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2005年01月29日

「またたび」(伊藤比呂美著)


またたび
伊藤 比呂美

なにたべた? 手・足・肉・体―Hiromi 1955 居場所がない! あかるく拒食ゲンキに過食 万事OK

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10年ほど前に伊藤比呂美の詩を読み、衝撃を受けたことを思い出しつつ、本書、食に関するエッセイを読んでみました。エッセイは「良いおっぱい悪いおっぱい」以来かな。
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日本とカリフォルニアを回遊しつつ、ことばも文化も食べ物もちがう家族たちにくる日もくる日もごはんを作る。おいしいものを求めて、がむしゃらな主婦で詩人の奮闘ぶりを綴った痛快な食のエッセイ。
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ということなのですが、この人の感覚、すべて共感できるというわけではないんだけど、なんだか好きです。いわゆるグルメで「おいしいものを食べたい」というヤツではないんです。本能としての食とは何か?とか、日本人の遺伝子が入っているということは?などについて、鋭い感性で書かれています。イギリス人のご主人のハーブ、スパイスへのこだわりも興味深かったです。
「なんでも醤油があればおいしく食べられる」というようなことが書いてあって、海外に住んでいて日本に対する郷愁からではないの?と最初は思ったのですが、日本人の血というのはそれほど深いものかも、という気になってきました。そういえばほとんど毎日料理に使ってるし。
ともかく、この人の感性は独特でおもしろい。全然かっこつけたり嘘ついたりしてない文章です。
垣間見える生活やお子さんの様子もまた興味深いです。
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2005年01月21日

「ツ、イ、ラ、ク」(姫野カオルコ)


ツ、イ、ラ、ク
姫野 カオルコ

整形美女 ひと呼んでミツコ 蕎麦屋の恋 みんな、どうして結婚してゆくのだろう 終業式

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去年読んだ小説の中でいちばん面白かった本でした。
小学校のクラス内での関係、中学生になってからのそれぞれの友人関係、恋愛関係が描かれ、細かい描写が本当にリアル。幼く不器用な付き合い方や子どものずるさなど、その時期の描写がそれだけでも感動ものです。あの雰囲気を再現できるとは、小説家ってすごいです。
大人になると、小中学生の頃はただ幼かったんだと思いがちですが、そうではなくって、どんな時期でもその人の個性を精一杯発揮して生きていたんだと気付かされました。
読み進めるにつれて、主人公の隼子へとどんどん共感していき、どうなるんだろうとハラハラさせられました。最後のオチもベタな感じがしつつも、泣いてしまいました。すてきな恋愛小説だと思います。
大人になるにつれ、自分で進路を決めるので、自分と似たような人、同じ趣味/興味を持つ人が多い環境にいることが多くなりますが、小中学校の頃は、住んでいる場所が近いというだけで集まるので、いろんな人に出会ってたんだなぁとも思いました。この本の中に出てくる登場人物も、ああ、そう言えばそういう子いたわーと懐かしい感じです。当時は性格が合わない人や家庭環境が異なる人もいて、いろいろ悩んだりもしましたが、ある意味貴重な体験だったようにも思えます。
とにかく、大変おもしろい、引き込まれまくりの一冊でした。
posted by かばここ at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 本(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月19日

「間取りの手帖」(佐藤和歌子)


間取りの手帖
佐藤 和歌子

間取りが語る トーキョー・リアルライフ 42人の消費生活 間取り歳時記 納得の間取り 日本人の知恵袋―日本人らしい生活空間とは プロの建築家が考えた小さな家の間取り

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住宅の広告で間取りをチェックすることが好きな私は、どういうことが書いてあるんだろうと思い、この本を借りてみた。しかし、1ページに1つの間取りと、それに対する1行コメントが延々続いているのである(途中にコラムと対談がありますが)。
変わった本だなぁと思って読んでみると、それがだんだんおかしくて仕方なくなり、お腹を抱えて笑い出すことが何度も。むちゃくちゃツボだったようです。
著者は1980年生まれ(若いぞ)の自称「間取り収集家、Madorist」。変な間取りを見つけては集めていたんでしょうね。
ちなみに、ダンナに見せても「ふーん」程度の反応で、その面白さが分からなかった模様。チラシを見てはどのように部屋を使って暮らそうと想像する楽しみがある人だけがはまる本かもしれません。
特に好き(?)なのは、「観音開きフェチ。」「玄関が遠く感じる。」「寄せろ!」。
あぁ、面白かった。ちなみにタメにはならない本だと思われます。
それにしても、こんな変な間取りがあるのは、地価の高い東京だからでしょうね。地方では、こんな愉快な間取りは見かけません。残念。
posted by かばここ at 17:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 本(おすすめ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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